エッセンシャル版 マネジメント 基本と原則

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丸一年、いやもしかすると二年ぐらいかかった気もする。300ページのエッセンシャル版を、やっとのことで読破しました。もしドラは、一週間だったのですが、エッセンシャル版は時間がかかりました。

自身、小さな会社の社員歴がながくマネジメントというものに接する事があまりない人生を送っている為か、なかなか書かれてることが腑に落ちなく、腑に落ちないから読み進まない。という時間が長かった。いずれの章も、シンプルに簡潔にまとめられており、シンプルすぎるがゆえに、読み手の想像力を問うというか(自分が、想像できなかっただけ。。。)結構、モデル企業の話も散りばめられてますが、普段縁のないグローバル企業ばかりでピンと来なかったりしてました。

ただ、半分ぐらい読み進み、読みこむコツ?がわかってくると、ガゼン面白い。経営者とかマネージャーだけが読むものでもなく、21世紀の時代に求められてるスキルセットが、非常に簡潔に書かれていると感じるようになりました。(途中から盛上るのっていうのは、自分では良くあるパターン)

この簡潔であるというのが、P・F・ドラッカーさんの偉大さなのだと、読後に感じました。過不足なく、特定の人にしか当てはまらない分析ではなく、大小を問わずに「組織」としての活動を行うすべての人達にはまる。そんな貴重な提言が満載です。

ドラッカーの本は、以前、友人のIT企業社長から勧められたのがきっかけです。エッセンシャル版を読み終わり、その事の意味がつかめた気がします。