Win10 高速化を試案する1:配信の最適化

友人から、会社に10台同時にいれたFUJITSUのデスクトップで、1台だけ調子が悪いとの相談あり。

 

DISKの使用率が100%の頭打ちが続くとのこと。メモリ4Gは一つの原因とは思うのだけども、何とかできないものかな。

 

WindowsSearchとか色々考えられそうだけど、Win10新機能で気になった「配信の最適化」を理解してみた。

 

「配信の最適化」の設定画面

手元のWin10Pro 20H2 ではONになってました。

 

「設定>更新とセキュリティ>配信の最適化」

 

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設定 > 配信の最適化

使用帯域などある程度、「詳細オプション」で設定できるもよう。

 

アクティビティモニターで、動作状況がわかる。どれだけ社内LANで利用されているかをみて、停止判断も可能になってる。

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配信の最適化 - アクティビティモニタ

 

 

「配信の最適化」の「他のPCからダウンロードを許可する」設定 

つぎのような判断でよいのかなと思い、手元の検証用PCでは「オフ」に設定にしました。

 

 

 

たまに使うPC、LAN内にWin10が3台以下ではOFF
  • キャッシュが残ったり、配信の為のサービスがONになり無駄に動作すると思うため(あと、配信サービスのネゴシエーションも裏で動いてるだろうなぁと)
LAN内にWin10が4台以上あるときは、1台決めてONもあり
  • WindowsUpdateの速度があがる台数が3台以上になるはずなので、相応のメリットはあるかなと期待
  • ただ、できれば配信を行うPCでは、SSD採用などでストレージを最適化しておきたいな
  • またスペック低めPCでは、勝手に配信しないようにOFFがよさそう

 

LAN内にWin10が4台以上あっても、WSUSがあればOFF
  • WindowsServerと構築は必要だけど、思わぬ動作はなくせそうでいいかも

 

「配信の最適化」について

公式でも丁寧に説明されていた。グループ ポリシーまたは Intune などの MDM での制御項目をみると、結構複雑な仕組みのもよう。

このような投稿もあるので、家庭用などはオフがいいように思うな