Apple Configurator設定を避けるべき3つのタイミング

タブレットの代名詞 iPad。いまや誰でも知ってるITツールですね。このiPadを、企業・学校で大量導入してる場合の管理って、どうしていますか?

Apple社からiPad等を一括で管理するツール Apple Configurator が、Mac向けに無償で提供されています。主に初期導入のキッキングツールとして使いますが、個人的には5台以上保有・管理している場合には、利用すると楽になると思っています。10とか20台あるなれば、この為だけにMacBookAir 11inch買っても惜しくないと思ったり。

しかし、このConfigurator、使うタイミングを間違うと大変な事に(なるかもしれません)。僕が、はまってしまった経験をメモしておきます。


前提としては、iPadをConfigurator監視状態で使う場合を想定しています。

避けるべきタイミング3つ

  1. iOS がリリースされた時
  2. OS X がリリースされた時
  3. Configurator がリリースされた時
iOS がリリースされた時

これが筆頭ですね。

iOSがリリースされて一週間ぐらいは、作業を避けた方がいいかもしれません。Configuratorで、iPadを新しく監視下におくときには、iOSの最新版適用が必須のためです。iOS8がリリースされた翌日には、Apple社のサーバーの反応が悪く、5回ダウンロードしてもダメ。ダウンロードのレジュームが効かず毎度新規ダウンロードの為、その日はあきらめましたとさ。

Configurator がリリースされた時

iOSの新機能の設定などが、Configuratorのバージョンアップにより可能になる場合があります。iOS8 が出た時には、Configurator1.7 が合わせてリリースされて、HandOffなどの制御が可能になりました。

しかしながら、 Configurator1.7 にはいくつかマイナーバグがあり、3週間後ぐらいに 1.7.1 がリリースされるという状況でしたので、新しい物を試したい気持ちを、ちょっとだけ押さえるといいかと思います。

ちなみに、僕はマイナーバグに該当したケースで、数日ウンウンうなってました。。。

OS X がリリースされた時

前述のConfiguratortとの関連になりますが、前提条件としてOS Xのバージョンが指定されている事があります。新しいのが出たら、「あ、もしかして」と感じ取り、新しい設定をするなどを控えるとよろしいかと。

細かいところでは、画面デザインが大幅に変わるケース(Yosemiteみたいに)もあるので、画面キャプチャが役に立たなくなるという悲しい事もおきますわな。


その他

適用するiOSのバージョンが自由に選べるようになるといいなぁ〜。なんて、Apple社の思惑とは違う事を使ってると感じます(だって、結構な確立でメジャーバージョンアップは炎上してるように見受けられるだもの)。

マニュアルの出来が素敵なのは、うれしいところ。

便利なツールなので、今後も良くして行ってください、Appleさん。