Python3.3.xにsetuptools1.1を導入 (0.6系じゃなく、distributeでもなく)

Pythonのパッケージ管理システムとして、まず最初に名前があがるsetuptoolsのeasy_install。調べたら以前と変わって、大きく改善されてたので最新版がすんなり導入できました。

パッケージ管理って大事なので、停滞してたとあったsetuptoolsの開発復活、関係者の方々の努力に感謝です!

これまでの方法

次のURLからファイルを取得して、実行という手順が普通だったようですが、Python3.3.xだとエラーになりました。

c:\work>python --version
Python 3.3.2

c:\work>python ez_setup.py
  File "ez_setup.py", line 106
    except pkg_resources.VersionConflict, e:
                                        ^
SyntaxError: invalid syntax

setuptools1.1時代なやりかた(Windows

Pythonの公式サイトのsetuptoolsのページに行く。

最新版のリンクをクリックして、Windowsセクションのez_setup.pyをダウンロード。次のリンクは、ver1.1の例。「Download setuptools-1.1.tar.gz」は押さないでやります。

  • Installation Instructions Windows

コマンドラインで、ダウンロードしたファイルを実行。

python ez_setup.py

以上で、Pythonインストールフォルダ配下のScriptsフォルダ内に、easy_install.exe などのファイルが作られます。これで完了!

なお、Scriptsフォルダには、パスを通しておくのが良いかと。

setuptoolsは過去と同じもの?

1.0がリリースされるときに、一部、後方互換性を捨ててる(Backward-Incompatible)ようです。

パッケージのインストールするぐらいであれば問題ないのかな?pip, sphinxなどは、問題なくインストールできました。

distributeどうなったの?

以前、setuptools後継と説明されていたdistribute。setuptoolsにマージされたようですね。

公式サイトにも、distributeとsetuptools0.6からのアップデート方法が説明されています。