ひさしぶりにPython。入り口はやったつもりですので、次のステップにいかねばと思い一冊。
いつもなら読み飛ばすインストール記事。「第1章さあ、はじめよう」が良い。Pythonのインストールだけでなく、開発に便利な周辺ソフトもあわせて説明してくれており、とても参考になりました。MinGW、setuptoolsなどから、CheeseshopからPiPyへの歴史的な流れなどを、一通り掴むことができます。へぇーと思いながら読み進めました。
読破は先になりそうなので、まず環境構築。
MinGW 5.1.6
Windows向けに、gccなどの開発環境をそろえてくれるソフト。以前、Pythonで実装されたISAPIフィルタを利用しようとしたときにも出会ってましたが、流してた。。。今回しっかり構築。
まず、ダウンロード。
ダウンロードしたexeを実行すると、必要なパッケージをネットから取得してインストールをしてくれます。まずは、次の条件でインストールしてみることに。
- Which MinGW package do you wish to install: Current (Previous, Candidate)
- select the type of install: Minimal (Full, Custom)
簡単にサクサク進みます。ネットから50M程度かなダウンロードされてインストール完了。
MSYS 1.0.11
cp, rm, which, awk, grepとかを、Windowsで使えるようにするソフト。3M程度のバイナリなんで、Cygwinほど構えなくてもいいかと。
最新はmsys-1.0.14-1でしたが、exeがないので、こちらをダウンロード。
- MSYS/BaseSystem/msys-1.0.11/MSYS-1.0.11.exe
環境変数にパスを通す
MinGWとMSYSを使えるように、次のパスを通します。これで再起動すれば、cmd.exeでパスが通って使えるようになります。
- PATH
- C:\MinGW\bin:C:\msys\1.0\bin:
その他
MinGWとMSYS、どちらもプロジェクトのサイトはこちら。
もちろんPythonも必要です。本では、Python 2.6.5を使ってるので、同じものを落としておくといいかも。
あとは、次のモジュールを入れておくと、インタラクティブシェルの便利設定ができたりするので良いかと。
便利設定は、手で作成してもOKですが、こちらにもファイルがあります。タイムスタンプから推測するに、原作は結構前にでたもんなんですね。邦訳が最新化されているのがうれしい。
これにて準備完了。IPythonとか、おもしろいものも紹介されていましたが、まずはこの環境で進めようと思います。