PythonをWindowsで使う際に、本家Pythonの他にも、ActivePythonという選択肢がある(その他は、使ったことが無いので未検証)。
最初はよくわからず、ActivePython入れたり、本家Python入れたりしてましたが。使う環境増えてきたので、少し調べておきます。
ActiveState社
Windows向けPerl実装のActivePerl等の言語環境を提供している会社。Perl使うときには、何気につかっていたが、Python、Perl、Tclと複数のプロダクトをリリースしていました。
次のページから(意訳して)、オープンソースの言語に対して、企業向けサポートや、企業ユースにあわせたパッケージングをして提供している会社という様に理解。
http://www.activestate.com/business_solutions/
- Why ActiveState?
- Enterprise Distributions
- OEM Licensing
ActivePython
幅広いプラットフォームに対応した企業向けのPythonパッケージング。ActivePythonで動作するコードは、他のPython実装でも動作するとの説明があったので、互換性重視の上で、簡単にインストールできる等を目指したものと理解。
対応プラットフォーム
ActiveStateは、安定したPythonバイナリリリースをメジャープラットフォームにおいて簡単にインストール(Windowsインストーラー)して使えるようにしていくとの事。各種Python関連のドキュメントを同梱、OpenSSLやTkinterやbzip2などのポピュラーな拡張の最新版の同梱。
またWindows版ではPyWin32拡張(Mark Hammond製)も同梱されているので、
ActivePythonをインストールするだけで、COMコンポーネントをPythonから使ったり、Win32API、レジストリ、イベントログなどにバインドが可能との事。また、PythonWinエディターも入っています。
http://www.activestate.com/activepython/features/
- Compatible with any Python installation
- Current ActivePython Release
- Highlights in ActivePython
- Windows Platform Extras (PyWin32 extensions (developed by Mark Hammond))
- PythonCOM
- Bindings
- Pythonwin editor