CPU の PAE/NX って、どんな機能だっけ?

VirtualBoxで、あるOS使おと試行錯誤したら「PAE/NX」をOnにしたら動作した。あれ?PAE/NXって、どんな機能だったっけ?

設定画面 プロセッサ > PAE/NXを有効化 の部分です。


それぞれ、こんな意味の用語です。

  • PAE : Physical Address Extension (物理アドレス拡張)
  • NX : No-eXecute page protection (実行不可ページ防御?)

PAE対応CPUだと、32bit CPU & OS(PAE対応) なら、4GB(32bitの上限)を超える物理メモリが使えるようになるという機能。NXは、PAEによって拡張されたアドレス空間を使う際に出てくるセキュリティ上の不都合な部分を解消。というような意味で理解しています。

VirtualBox上でだけ使いたいのであれば、とりあえず PAE/NX はOnにして動作させれば問題なさそうな感じ。

CPUが32bit -> 64bitへと移行してくる際に出てきた技術で、Intel社製のCPU & Chipsetに限っても、どこが使える・使えないの明確なラインかは、ちょっと難しそうな事が書かれてました。Pentium Mあたりが境目になるようですが。CPU型番とかまで調べてる人は少なそうなので、コマンド(cpuinfo)などで調べるのが一番良さそうですね。

参考)

上記のVirtualBoxManiaに記載がある説明が、懐かしのXMSとかが引き合いに出てて面白かった。

あるOSっていうのは、LinuxBeanという軽量Ubuntuの一種だったんですが、Ubuntuの日本語サイトにも情報がまとまってました。こうやってドキュメント増やしてくれる人、素敵だわ。


XP時代のマシンの再利用をボンヤリ考えてはみたものの、ある程度ハードの事も再勉強が必要そうでした。という話。