Xmail 動作サービス設定

Xmailは、1プロセスでSMTP/POP3/FINGERなどを提供しています。Windowsサービスには、1つしか登録されていない。

ただし、「XMail は UNIX における sendmail + qpopper + fetchmail のごとき機能を持つオールインワン統合サーバとして開発」というストーリが示す通り、結構高機能で、いろんなサーバーが立ちます。細かく設定する場合のTIPS(XMailCFGとかいれれば、ちゃんと説明されてます)。

Xmailでは、次のサービス(待ち受け)が、起動時に読み込まれるレジストリで制御できます。なにも指定しないと全サービスOnとなります。

  • 基本セットアップ => レジストリの登録 => XMail 起動時オプション
    • -S- :SMTP サービスを停止します。
    • -X- :SMTPS(SMTP over SSL) サービスを停止します。ただし、TLS サポートは停止されません。
    • -P- :POP3 サービスを停止します。
    • -B- :POP3S(POP3 over SSL) サービスを停止します。ただし、TLS サポートは停止されません。
    • -F- :FINGER サービスを停止します。
    • -C- :CTRL サービスを停止します。
    • -W- :CTRLS(CTRL over SSL) サービスを停止します。ただし、TLS サポートは停止されません。


SMTPだけ開けたいとか、POP3だけ開けたい場合には、これらを起動時オプションに指定して、レジストリに登録し、サービスを再起動することで反映されます。

  • デフォルトの起動時オプション
    • -Cl -Mr 24 -Pl -Ql -Sl(設定可能引数)
    • -Cp 6017 -Wp 6018 -Fp 79 -Pp 110 -Bp 995 -Sp 25 -Xp 465(何もしないでも付いてくる値)


メール送信時のスレッド数(SMAILのオプション)なども、同じように調整が可能ですので、パフォーマンスが必要な時にはチューニングすると良さそうです。