仕事は楽しいかね?

仕事は楽しいかね?

良くある自己啓発書?ビジネス書?の一つ。読み出しがそんな感じだったので、ちょっと懐疑的?な気持ちで読み進めてみたのだけど、ちょっといい感じ。良くあるハウツー的な内容じゃなく、感性を気にかけてくれてるような問いかけと答えが並んでる。

35歳でそこそこ給料をもらってて家族のいる「私」。その私が出会った70歳ぐらいの白髪の老人との空港での対話記録。概要を書くとこんな感じ。

違いを感じるのは、老人「マックス」が話してくれるフォントサイズの大きい一言。「試してみることに失敗はない」「革新というのは簡単そうに見えるものなんだ、後から見ればね。」「試すことは簡単だが、変えるのは難しいということを」「人は変化は大嫌いだが、試してみる事は大好きなんだ」などがページをめくるたびに待ち構えてる。

ストーリーとしては成功したコンサルって終わり方につながってるけど、ここに並ぶ言葉は、成功者に共通っていうよりも、楽しく仕事をしてる人達に共通してそうなもの。という感じがして好感がもてた。最終的に示される要素は3つ。

  1. 仕事上でやったミスを全部書き出したリスト。宇宙がささやきかけてきたことがなかったか?
  2. 問題点のリスト。仕事に関してイライラすることを残らず並べる。他人の不平も聞いたことがあればいれて。
  3. 仕事に関してやってるすべてのことのリスト。あらゆることを変えるには、あらゆることをつかむ。


これらをどう使うかもストーリに含まれてるので、気になったら読んでみてください。あ、調べると続きが2冊出てるようですね。

ちょっと取り組んでみて、楽しい仕事を続けたい。