プラハのシュタイナー学校 最終回

 日刊県民で毎日楽しみにしていた、プラハシュタイナー学校が41回で終わりました。日本で自分が受けた教育しか知らなかった僕には、目から鱗?な話が沢山。

 子供が考える力を持てるような教育。教科書(あらかじめまとめられた本)がない、学校。自分で教科書を作る、先生の言葉と板書から作る学校。一人ひとりが違うことが、個性があることが、当たり前の学校。

 楽しそうだなぁと思いながら、毎回読んでいました。

 最後の数回で、そんな学校を支える裏話が。父母の関わり方。体育祭や授業参観のようなイベントだけではなく、毎週の様に、自分達の子供のクラスに対して話をする、クラスの為に手間隙かける父母。学校の理念を語る校長先生と、それを体言する為に努力する先生。

 子供だけでなく、親だけでなく、先生だけではなく、一人ひとりが、みんなが関わって出来ているものなんだなぁと、感じました。まだ子供はいませんが、その時になったら同じような関わり方を、自分もして行こうと思います。


著者 増田 幸弘さんの海外ブログ