IPSecをはったり・切断したり

Centuryのルータは、機種によってFirmwareは違えど、基本LinuxのFreeS/WAN IPsecが使われているように見受けられます(ログより)。

最初戸惑ったのですが、次の手順で結構快適に使えています。何事も、学ぶ姿勢が必要と実感。。。(でも、もう少し使いやすくして欲しい)

この順番で設定する

IPSecのネゴされる流れにそって、次の様に設定すると比較的迷わない?かな。添付やサポートサイトからダウンロードできるPDFマニュアルに、結構やさしく書かれているので、それもまたお勧め。

  1. 本装置の設定
    • XR-300とか古いものだと、一つしか作れないのですが、410とか比較的新しいものであれば、複数の設定が作れて、多拠点と接続する際に便利
  2. IKEの設定
    • さっき設定した、本装置の設定のどれを使うかが設定項目にあります
  3. IPSecの設定
    • さっき設定した、IKEの設定のどれを使うかが設定項目にあります

ちょっと設定変更して再接続させる

Mainモードでつないでいれば、次の操作をする事で、IPSecサービス全体を停止する事なく、個別の接続を再接続させられます。

  • IPSecポリシーの設定」-「IPSec?」
    1. 「使用する」を「 使用しない」に変更する
    2. また逆にする
    3. 「ステータス」で「○」か「×」かを確認

どうしても不安な場合は、IPSecサービス全体を再起動するのが良いかと。

  • 「各種サービスの設定」の「IPsecサーバ」を操作する
    1. 「停止」にして、「動作変更」をクリック
    2. 「開始」にして、「動作変更」をクリック

困ったら、ここを確認

パラメータを決めたつもりでも、どっかが抜けるもの。次の情報を参考に、何が悪いかなぁと試行錯誤。

  1. IPsecの状態を確認する
    • 「各種サービスの設定」-「IPsecサーバ」-「現在の状態」
    • これで確認すると、IPsecのトンネルの状態がわかります。'unrouted' なのか 'routed' なのかと、どの段階でこけているかなどを見ると、トラブルシュートしやすいです。
  2. ログを見る(いわゆるSyslogかな)
    • 「システム設定」-「ログの表示」
  3. ルーティング情報を見る
    • 「情報表示」