欲望する脳

欲望する脳 (集英社新書 418G)

 最近メディアでも良く見る、茂木健一郎さんの本。タイトルが気になって読み始めた。

 最近読んだ本の中では、一番時間がかかった本。どうも慣れない単語が多い為だ。最初の20ページほどは、本当に読み進むのが辛かった。。。

 だが途中から、がぜんおもしろくなる。ITとか、金沢の美術館などの話が混ざってくるに連れ、慣れない単語に左右されずに、論点が捕らえられるようになってきたからだと思う。

 いろんなデータを持ってきて、科学的に脳科学的に、欲望や自分や社会を説明をしてくれている本。ぼんやりしてた自分の視点が、少しだけ固められた気がする。

 うまいまとめが出来ないぐらい読むのに時間がかかった。半年ぐらい?かかったかな。本の中で出てくる孔子論語にも触れたことがないなぁ。またリファレンス的に、戻るとよさそうだ。